しがない若者の人生終了日記

遺書代わりに日記を書いています。

自殺幇助は犯罪なのだが

自殺幇助(他人の自殺を手伝うこと)あるいは同意殺人(頼まれてその人を殺すこと)は犯罪行為で、6ヶ月以上7年以下の禁錮か懲役が法定刑に定められています。

そもそも自殺幇助は何故犯罪なのかという話もありますが、ここでは自殺そのものが本来は犯罪行為である(罰する対象がいないから罰せられないだけ)と仮定し、その上で自殺幇助も当然犯罪であるというスタンスを取ります。したがって、自殺幇助が何故犯罪なのかというのはここでは言及しません。

私が今回思ったのは自殺幇助というのは死んだ人は被害届を出さないにも関わらず、どこから尻尾が出て逮捕されるのかという点です。今回はケーススタディとしていくつかの例を出しながら考えていきます。

1.台東区高3嘱託殺人事件

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少し前に起きた事件で、「少年が交際相手の女性から殺してくれと頼まれて、殺した」という事件です。この事件では少年が首を絞めて女性を殺害した後マンションに放火し、その後第一発見者を装い通報、その後捜査が進み逮捕されています。この場合どこから尻尾が掴まれたと言うより、火災が起きて人が死んでいるのだから、自殺他殺どちらにせよとりあえず捜査するのは当然ですし、その上で加害者が見つかれば逮捕されるのも当然と思います。

2.西部邁さん自殺幇助事件

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評論家の西部邁(すすむ)さんの自殺を手助けしたとして、40代の男性が懲役2年執行猶予3年の判決を受けたという事件です。この事件では端的に言えば自殺としては不自然な証拠が多いということから刑事事件として捜査が進み、逮捕されたというのが流れになります。

3.集団自殺しようとして自分だけ生き残ってしまった

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4人で集団練炭自殺をしようとしたが、2人だけ生き残ってしまい、自殺幇助として逮捕されたという事件です。練炭の火が車に燃え移り全焼、生き残った2人も救急搬送され、その後逮捕されています。

 

様々な方法で自殺幇助は尻尾を掴まれていることがわかります。今回挙げたのは事件として発覚しているものですが、一方で「本来自殺幇助だが、発覚せず刑事事件になっていない事案」というのも実際には多いかと思います。ただ、どこから事件が発覚するかよく分かりませんので、死後友人や家族に迷惑をかけたくないのであれば自殺を他人に委託するのはやめたほうが良い、するなら1人で勝手にやったほうが良い、ということになります。