犯罪者大学生の人生終了日記

元々しがないFラン理系大学生でしたが、つまらないことで逮捕され、内定取り消しと退学になりました。遺書代わりに日記を書いています。

犯罪の数と刑務所行きの人の数

当然のことながら、日本において犯罪行為を行った人の数よりも刑務所に行く(厳密には意味が違いますが、いわゆる実刑)人の数は圧倒的に少ないです。

 

まず事件が発生しても、警察に事件として認知(被害届や刑事告発の受理)されるとは限りません。例えば誰かが傘を盗まれたという場合に、わざわざ警察へ被害届を出す人というのはあまりいませんので、この場合は「事件は起きているが認知はされていない」ということになります。

続いて、認知されても検挙(逮捕)されるとは限りません。先ほどの傘の例で言えば、仮に被害届を提出し認知されたとしても、傘置き場に監視カメラがあるとかでもなければ誰かが盗んだという証拠は皆無に近く、盗んだ人が捕まるという話はあまり聞きません。

逮捕まで話が進んだら大分大事ですが、微罪処分、不起訴処分(嫌疑なし・不十分、起訴猶予)の場合もあるので必ずしも起訴されるとは限りません。

日本の司法では起訴された場合は基本的に有罪になるのが相場です。しかしながら起訴された場合も、略式起訴の場合がありますので必ずしも裁判になるとは限りません。裁判になった場合も、罰金刑の場合や執行猶予がつく場合もかなりあります。

執行猶予がつかない禁錮・懲役あるいは死刑(いわゆる実刑)の場合は拘置所や刑務所に身柄を拘束されます。有期禁錮・懲役であれば仮釈放や満期まで、無期懲役ならほとんど死ぬまで、死刑なら当然死ぬまでそれぞれ檻の中です。

(微罪処分起訴猶予、略式起訴あたりの刑事用語についてはわからない場合は各々ググってください、書くと長くなるから)

と、事件が発生しても、大半は犯人が捕まらず、捕まっても多くの人は刑務所には行きません。去年の犯罪白書(リンク)より、2016年の刑法犯認知件数は約100万、検挙件数が約33万、検挙人員が約20万ですので、認知件数だけ見ても3分の1くらいの犯罪くらいは解決していないことになります。

同年の刑務所新規入所者はおよそ2万人で、刑務所へ行くのは逮捕されたうちのざっくり1割程度ということになります。

刑務所行きというのは相当割合が少ないということが分かります。

 

余談

ここでは「執行猶予のつかない禁錮以上の刑」を実刑と定義してるんだけど、Wikipediaによると「執行猶予が付かない自由刑判決の刑罰」ってあるから、生命刑である死刑は実刑とは呼ばないことになるんだが、どうなんだ?