しがない若者の人生終了日記

遺書代わりに日記を書いています。

死ぬ日を選べる死刑

日本の刑罰のうち、最も重いものは死刑です。個人的には無期懲役のほうがなりたくないですが、人を殺したものは自らも死を持って罪を償うべきということで死刑が採用されています。

死刑の最も恐ろしいところはいつ死ぬかを選べず、前兆なく刑が執行されるという部分にあります。それならば死刑の執行日を自分で決めることのできる死刑も有ってよいのではと犯罪者はなぜか思ったのです。今回はこの「申告制死刑」について思考実験を行います。

申告制死刑では判決から5~10年程度の間に自分でこの日に死刑執行してくださいと刑務官に申告し、死刑を執行されます。定められた期限までに申告しなかった場合は期限の日に強制的に執行が行われます。いずれにしてもいつ死ぬかが分かるので旧型死刑よりも気が楽です。

この申告制死刑と無期懲役の力関係を考えた時、元々死刑と無期懲役の力関係が微妙であり、無期懲役と申告制死刑どちらがより重い刑罰かというのは一概に言えません。仮に死刑にするほどではないが娑婆に二度と出すべきではないというレベルの犯罪者がいた場合、無期懲役と申告制死刑どちらが出されるべきかというのは難しいところです。よく名前の上がる終身刑(仮釈放を認めない無期懲役)と比較しても同様に判断が難しいです。

あくまで思考実験であり、様々な矛盾があることは言うまでもありません。無期懲役と比較して、死刑制度の問題点同様冤罪だった場合の取り返しが付きません。申告制死刑になりたいという理由で犯罪を起こす輩が現れるかもしれません。とはいえ、あくまでもこれは私の思いつきに過ぎない話で、そういうレベルの話だと思っていただけると幸いです。