犯罪者大学生の人生終了日記

元々しがないFラン理系大学生でしたが、つまらないことで逮捕され、内定取り消しと退学になりました。遺書代わりに日記を書いています。

コミュ障父子と時代の変遷

私はコミュ障です。一方、父親もコミュ障です。中年男性というのはそういうものなのかもしれませんが、会社帰りに飲みに行ったり、休日に遊びに行ったりというのを見たことがなく、人間関係がほとんどありません。

父親はコミュ障ですが、それなりの社会的地位を持っています。それは勉強が出来るからです。都内の有名な大学を出ており、難しい国家資格も持っています。だからコミュ障でもある程度生きていくことができ、その収入で奥さんを捕まえることも出来たのです。

そんなコミュ障の父親が子育てをすると、当然のように息子もコミュ障になります。父親は私にも自分同様にコミュ力の低さを学力でカバーして欲しいと考えました。

しかし、時代は変わりました。入学試験や資格試験はともかく、就職活動においてはコミュニケーション能力が主に見られるようになり、SPIなどが出来てもあまり意味をなさなくなったのです。就職活動が上手くいかなければ当然奥さんも捕まえられません。そもそも「収入が高ければいい奥さんを捕まえられる」なる価値観も一昔前のもので、女性の収入が増えた現代はなかなかそうも行きません。

就職活動において学力よりコミュ力が重視されるようになったのは「昔は社会が成長しており、何をやるべきかが明確だったのに対し、現在は社会が衰退期にあり何をすべきかが明確でないから」ということが言われています。30年前上手くいった方法が現代に通用するとは限らないのです。

今のところ大学入試はまだ学力重視の面が強いですが、今後改革が進めば今よりもコミュ力重視となっていくだろうと思います。そんな中で、学校でも家庭でも「とにかくたくさん勉強だ!」というのは古くなっていくのだろうと思います。