犯罪者大学生の人生終了日記

元々しがないFラン理系大学生でしたが、つまらないことで逮捕され、内定取り消しと退学になりました。遺書代わりに日記を書いています。

懲罰としての逮捕

池袋暴走事故の飯塚幸三さんが退院後も逮捕されないということが発表され炎上しています。

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本当に逮捕されないのか微妙なところもありますが、ここで考えたいのが表題にある「懲罰としての逮捕」という話です。

本来、逮捕というのは「逃亡や証拠隠滅の恐れがあるので、警察で身柄を拘束しておく」という性質のものであり、逆に証拠隠滅の可能性が無ければ逮捕する必要はありません。飯塚さんは過失犯かつ高齢であるため、逃亡や証拠隠滅のおそれがないと言われればそうなのかもしれません。在宅事件として捜査が進められ、起訴相当であれば裁判になり、実刑であれば刑務所に行きます。

一方で、逮捕には実質的な懲罰であるという側面があります。実刑にならないクラスの犯罪(最終処分が起訴猶予、略式罰金、執行猶予になるもの)であれば刑事罰そのものはあまり大きくありません。そんな中で、「外の世界から1~2週間隔離される」というのは適度に厳しい措置であり、「頭を冷やす、反省させる」時間とするには丁度いいといえば丁度いいです。飯塚さんは過失犯ゆえ今回起訴されてもまず実刑にはならないと思っていますが、懲役の代わりに留置場で20日間頭を冷やした方が良いようにも思えます。

なお、「逮捕勾留は懲罰である論」は執行猶予や略式罰金の場合は理に適っているのですが、この考え方では嫌疑不十分や嫌疑なしの場合にも懲罰を与えていることになります。短期間外部と隔離するという懲罰には「拘留」という逮捕とは別の刑罰もあるわけで、今の逮捕勾留が実質的な懲罰になってるのは推定無罪の法則からすればおかしな話です。