しがない若者の人生終了日記

遺書代わりに日記を書いています。

YouTuberは面白さこそが正義

「F-ZERO ファルコン伝説」というアニメがあります。このアニメ世界には一攫千金の“F-ZERO”と呼ばれるレース大会が存在し、幾多のレーサーが賞金を求めてF-ZEROレースに参加しています。しかも、このF-ZEROレース会場は治外法権であり、悪人が出場しても逮捕されません。この一攫千金治外法権のF-ZEROレースにおいて悪人から賞金を守るために主人公リュウ・スザクが所属する高機動小隊が奮闘する、というのがこのファルコン伝説というアニメの大まかなプロットです。

昨今のYouTube界隈がこの「治外法権で一攫千金」という要素を含んでいると私は感じます。

「笠原チャンネル」なるチャンネルがあります。

www.youtube.com

チャンネルの持ち主である笠原将生氏はその昔野球賭博で読売巨人軍をクビになり、裁判で有罪判決が下され、人生が終わってしまった人物です。が、YouTuberとして復活(?)を遂げ、それなりの再生数を稼いでいます。

笠原氏は野球界には当然戻れないですし、年齢と経歴的に通常の就職もしにくいです。ただ、YouTuber路線ならば一縷の望みはあるのかも知れません。YouTubeは“面白さ”が絶対的な正義であり、一般社会のルールが適用されないという点で治外法権の世界だからです。高卒だろうが前科者だろうがニートだろうが動画が面白ければ再生回数や登録者数は増え、逆にどんなに立派な経歴があっても動画が面白くなければ伸びません。

ただ、面白さと正しさ(ポリティカルコレクトネス)は全く無関係という訳でもありません。スクランブル交差点で寝るというのは社会的に間違った行動であり、その上で面白くありません。面白さが正義のYouTube世界ですが、動画撮影で社会に迷惑をかけないことは面白さの前提となります。

YouTube世界は通常の社会とは評価軸が異なる、治外法権の世界です。“YouTubeドリーム”の言葉通り一発逆転をすることが可能な夢のある世界なのかもしれません。