犯罪者大学生の人生終了日記

元々しがないFラン理系大学生でしたが、つまらないことで逮捕され、内定取り消しと退学になりました。遺書代わりに日記を書いています。

バス会社の人手不足

昨今バスの運転手が不足していると言われています。

今回は横浜市交通局のバス運転手【養成枠】の募集要項を見ながら、新卒学生の視点から見ていかにバス運転手がやりたくない仕事であるかを考えていきます。

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まず応募資格として、「普通免許を取得してから3年経過していること」というものがあります。大型二種免許を取得するには普通免許を取得してから3年経過していることが必須だからです。が、新卒学生の場合、高卒や短大専門卒の場合は普通免許を取得してから3年経過している人物はほとんど存在しませんし、大卒の場合も「19歳で免許を取得し、卒業段階で3年経過している」というのは数が限られます。新卒学生の場合応募のハードルがかなり高いのです。

続いて、横浜市交通局の場合、採用試験に受かっても最初の1年は嘱託職員という形での雇用となり、大型二種免許の取得のために教習所へ通うことになります。1年間の間に免許を取得し、実技試験に受かれば晴れて正規職員になれますが、逆に免許が取れなかったり実技試験に受からなかったりするとクビになってしまいます。クビになったら当然もう一度就職活動をしなければならず、これもかなりリスキーです。

正規職員になれてもバス運転手はシフト制であり、非常に勤務時間が不規則という難点があります。朝早くから勤務のこともあれば、夜遅くまで勤務のこともあります。「中休」という朝夕ラッシュ時に勤務し、日中は休憩という非常に拘束時間の長いシフトもあります。当然土日休みではなく、お盆や年末年始も休めません。これも敬遠されがちな条件です。

以上のように、バス運転手はなるのが難しい割に待遇が悪く、なりたがる人がいないのは当然と言えます。今回は横浜市交通局を例に出しましたが、バス会社は大体似たような採用方法と勤務形態であり、業界全体として若者がなりたがらない業界だと言えます。

鉄道の運転手は駅員経験を経た後に動力車免許を取得してなることができます。したがって、仮に鉄道の運転が出来なくとも駅員になる道があるので、クビになることはありません。また、1回の勤務時間は長いですが、泊まり勤務という形で丸1日勤務した後は明け非番扱いになるため、体感的に休みが多いとされます。

飛行機のパイロットの場合、免許を取れなければクビになりますが、それを加味してもなおパイロットは待遇と社会的地位が高く、なりたがる人は相応にいます。鉄道運転手や飛行機のパイロットも昨今不足しているとされますが、バス運転手よりはマシな印象を受けます。

大型二種免許取得のためのハードルを下げるというのは安全面から考えて現実的ではなく、となるとバス運転手不足を解決するには待遇を大幅に上げるしかありません。待遇を上げるには路線バスの運賃を大幅に上げる必要があります。横浜市営バスは現在均一料金制ですが、1区間400円とかにするしかないんだろうなと思います。