しがない若者の人生終了日記

遺書代わりに日記を書いています。

syamuさんと丸山議員と知的障害者

大物YouTuberであるSyamuさんが引退を発表し、それに対して同郷であり維新の会時代から親交のあった(?)NHKから国民を守る党の丸山穂高議員が衆議院選や市議会選への出馬を呼びかけています(?)。

www.j-cast.com

立花孝志代表は動画内で、「N国党では衆議院選挙において売名のために300人の出馬を目標としており、その中でも小選挙区はどうせ当選しないから売名出来れば誰でもいい」という話をしています。syamuさんは知名度はそれなりにあるので、売名目的で元々丸山議員の地盤であった大阪19区から出馬したらそれはそれで“ネタ”にはなるのかなと思います。

さて、タイトルに「syamuさんと知的障害者」と書きました。syamuさんは一般に「ギリ健」、より固い言葉を使えば「知的障害ボーダー」とされています。岬高校というギリギリ普通の高校を卒業していますし、動画を投稿することもできています。ただ、まともな企業の正社員になるには能力が不足しているということは否めませんし、まともな企業の正社員になれなければ、女性とコイニハッテンするのも難しいです。自分の生活はギリギリ営めるものの、まともな就職や結婚は厳しいという微妙なラインです。

今回参議院選挙で「れいわ新選組が障害者を国会に送り込んだ」として話題になっていますが、どちらも身体障害者であり、知的障害者ではありません。舩後さんも木村さんも身体は不自由ですが、頭はまともなのです。障害者の中でも最も冷遇されるのが知的障害者です。要は人間のメインは頭なので、知的能力に問題があるというのはどうにもならないのです。平等が建前の公務員試験の障害者採用でも最も扱いが悪いのが知的障害者で、平等を期するために行われる筆記試験を通過できないので、受かるのが不可能なのです。

未だに相模原知的障害者殺害事件の植松聖が注目される背景にはこのような「知的障害者が一番救うのが難しい」という側面があります。氏の言う「重度の知的障害者を世話するのには大きなコストがかかり、資本主義社会では殺すしかない」という理屈に対し、明快な答えが未だに出ていないというのが植松聖が世間から忘れられない背景にあります。

syamuさんと重度知的障害者では話が異なります。ただ、知的障害者が一番救うのに困難を要するというのは間違いありません。syamuさんが衆議院選挙に出馬したら絶対に当選しませんが、この絶対に当選しないということ自体が知的障害者問題の難しさを物語っています。